盛会のうちに終了しましたことを感謝とともに、ご報告申し上げます。

2012年8月2日(木)、3日(金)に甲府富士屋ホテルにおいて、第6回国際燃料電池ワークショップ2012が開催されました。渡辺山梨大学燃料電池ナノ材料研究センター長の開会宣言、前田山梨大学学長の主催者挨拶のあと、横内山梨県知事から祝辞が述べられ、アジア、ヨーロッパ、アメリカ等から、燃料電池の基礎研究から自動車用、定置用分野の第一線の研究者12名による招待講演と68件のポスター発表が行われました。

海外からの多数の出席者を含む200名以上が参加し、燃料電池の最新の研究成果についての活発な口頭発表、ポスター発表が繰り広げられました。なお、トヨタ、日産、ホンダの3社の燃料電池自動車の試乗会も併せて実施され、また、移動式水素ステーション、燃料電池関連機器の展示なども行われました。

参加者の間では活発な議論が行われ、今後の燃料電池の研究開発にあたり、有益な情報交換の場としてお役に立てたのではないかと考えております。

国内外からご参加いただきました皆さま、ご支援をいただきました皆様に厚く御礼申し上げます。

第6回国際燃料電池ワークショップ2012
実行委員長 渡辺政廣

主催: 山梨大学
共催: (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構、国際電気化学会、(社)電気化学会、(社)日本化学会、(社)高分子学会、(社)触媒学会
後援: 経済産業省、文部科学省、山梨県、(独)科学技術振興機構、(独)物質・材料研究機構、(独)産業技術総合研究所、水素供給・利用技術研究組合(HySUT)、(財)日本自動車研究所、甲府商工会議所、技術研究組合FC-Cubic、燃料電池実用化推進協議会、燃料電池開発情報センター、山梨科学アカデミー