燃料電池本格普及のための研究開発を実施いたします。
わが国におけるエネルギー供給の安定化・効率化、地球温暖化問題の解決等の観点から、燃料電池の実用化が期待を集めています。しかし、燃料電池の本格的普及には、コストの低減ならびに耐久性及び信頼性の向上という多様な要素を満たす革新的なブレークスルーが待望されており、そのためには、サイエンスに立ち戻った研究開発を行うことが必要です。
本センターは反応、劣化メカニズムに係わる知見ならびにナノテクノロジー等の先端技術の融合により、触媒・電解質膜・MEA等の燃料電池の材料研究等を実施 し、高性能・高信頼性・低コストを同時に実現可能な基礎技術を確立することで、燃料電池の本格普及に資することを目的として2008年4月に設立されました。