飯山センター長が山梨科学アカデミー交流大会で特別講演をしました

2021年12月01日

 令和3年11月24日(水)、ベルクラシック甲府において、山梨科学アカデミー交流大会(座長:渡辺政廣 当センター特命教授)が開催されました。

 大会では、飯山明裕センター長が「炭素フリー社会にむけた水素・燃料電池の利活用と今後の展望」と題して特別講演を行い、今後の大きな変動について説明したほか、最新の研究開発や県内での産業化への取り組みを紹介しました。  飯山センター長は、「今後は、太陽光などの再生可能エネルギーの導入がさらに広まると予想されます。再生可能エネルギーは変動したり、余ったりすることがあるため、そのような場合は水電解装置でいったん水素にして貯蔵し、後でボイラーで熱にしたり、燃料電池で発電するなどの利活用が期待されます。この動きは世界的にも大きな流れとなっており、水電解や燃料電池などは、さらに産業の発展の機会が幅広く生まれるものと思います。ぜひそのような機会をしっかりととらえて大学の研究の推進や企業との連携を広めていければと願っております」と水電解・燃料電池の今後の展望についても述べました。

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