第10回 国際燃料電池ワークショップ2025(IFCW2025)を開催しました
2025年12月16日
2025年12月4日(木)~5日(金)山梨県立図書館において「第10回国際燃料電池ワークショップ2025(IFCW2025)」を開催し、国内外から約130名が参加しました。
本ワークショップは、1989年の第1回から本学が主催して3~4年毎に開催しています。環境問題・エネルギー問題解決の切り札として期待されている水素・燃料電池分野に関する国内外の第一線の研究者や技術者が一堂に会して、最新の研究成果の発表と議論を行うことにより、早期の普及拡大につなげることを目的としています。米国、欧州、アジアなど、世界の固体高分子形燃料電池・水電解分野の最先端研究者による招待講演に加え、関連のポスターセッションも行いました。
初めに、実行委員長を務める飯山明裕センター長による開会挨拶と中村和彦学長による主催挨拶の後、山梨県産業政策部 有泉清貴部長よりご祝辞をいただきました。
国内外の研究・開発リーダーによる11件の招待講演では活発な議論が展開され、2日目に行われた37件のポスター発表からはBest Poster Award for Studentに、千葉大学融合理工学府先進理化学専攻表面電気化学研究室修士1年菅谷哲司さん、本学工学専攻-グリーンエネルギー変換工学特別教育プログラム修士1年八代醍匠さん、本学工学部応用科学科4年加藤遥さんの3名が受賞されました。
水素・燃料電池の将来に対する熱い思いや、研究開発課題に対する深い認識を共有し、研究交流が促進されるなど、有意義なワークショップとなりました。







