修士課程工学専攻グリーンエネルギー変換工学特別教育プログラムコース1年の八代醍匠さん、工学部応用化学科4年加藤遥さんがBest Poster Award for Studentを受賞
2025年12月16日
2025年12月4日(木)~5日(金)第10回国際燃料電池ワークショップ2025(IFCW2025)において、本学から工学専攻-グリーンエネルギー変換工学特別教育プログラム修士1年八代醍匠さん(指導教員:内田誠教授)と工学部応用化学科4年加藤遥さん(指導教員:宮尾敏広教授)がBest Poster Award for Studentを受賞しました。本賞は優秀なポスター発表を行った学生に授与され、その功績を称えるとともに研究の更なる発展を奨励するものです。
八代醍さんの受賞題目は「Effect of Decreased Cathode Platinum Loading on Cell Performance for AEMWE」です。本研究では、次世代水電解技術として期待されるアニオン交換膜型水電解(AEMWE)における低コスト化を目的として、カソード触媒に用いられる白金担持量を削減した際の性能および耐久性調査を行いました。加藤さんの受賞題目は「Hierarchical porous structure and ORR properties of Pt supported on an ordered mesoporous carbon with a network structure」です。本研究では、固体高分子形燃料電池(PEFC)のカソード触媒材料として規則メソポーラスカーボン担体を合成し、担持した白金の酸素還元反応(ORR)活性評価を行いました。
八代醍さんは「Best Poster Award for Studentを頂き、大変うれしく思います。本研究を進めるにあたり、内田誠先生をはじめ、日頃よりご指導・ご支援いただいている先生方、研究員の皆様、学生の皆様に心より感謝申し上げます。今回の受賞を励みに、低コスト化を踏まえたAEMWEの開発に一層尽力してまいります。」、加藤さんは「この度はPoster Awardを頂くことができ、大変光栄に思います。宮尾先生をはじめとする先生方、研究員の皆様、学生の皆様のご指導、ご支援のおかげです。これまで以上に研究に尽力していきます。」と述べています。

