宮武健治教授らの論文が日本化学会の学術雑誌に掲載され、Award Articleを受賞し表紙にも採用されました
2022年06月02日
クリーンエネルギー研究センター(水素・燃料電池ナノ材料研究センター兼任)の宮武 健治教授と大学院修士課程工学専攻グリーンエネルギー変換工学特別教育プログラムの熊王廉さんの論文が、日本化学会が発行する学術雑誌「Bulletin of the Chemical Society of Japan」に掲載され、Award Articleを受賞、表紙にも採用されました。
論文の題目は「Sulfonated and Fluorinated Aromatic Terpolymers as Proton Conductive Membranes: Synthesis, Structure, and Properties」です。(https://www.journal.csj.jp/doi/10.1246/bcsj.20220057)
本研究では、異なる性質を持つ3つの成分を組み合わせてプロトン導電性高分子の高性能化を達成しました。燃料電池や水電解セルなど各種エネルギー変換デバイスへの応用が期待できます。 宮武教授は、「高分子の組成と構造を変化させることは無限の可能性を秘めており、機能性材料の設計指針の確立を目指したい」とコメントしています。