FC鉄道ジオラマ架台納品式を挙行しました

2022年06月21日

 2022年6月16日(水)本学附属特別支援学校に製作を依頼していた、FC鉄道ジオラマの架台が完成し、生徒のみなさんと担当教員が納品に来訪し納品式をおこないました。
 これは、山梨県から委託を受けて実施している、「水素・燃料電池産業技術人材養成講座」においてFCを用いたビジネスを考案する実習として受講生が製作した、将来の水素社会をわかりやすく示した教材「FC鉄道ジオラマ」(令和3年度最優秀賞作品)をセンター内に展示するため、専用架台の製作を本学附属特別支援学校へ相談依頼し、授業の一環で製作いただいたものです。本依頼後に、今年度の作業学習カリキュラムに組み込んでいただき、4月から木工班の高等部生徒7名と担当教員が製作されました。
 生徒たちは、車で到着した架台をみんなでおろし、慎重にセンター内に運んでくれました。当センター吉積潔特任教授や渡辺政廣特命教授(前センター長)は「こんなに立派な台を作っていただき大変だったでしょう」と、生徒たちと製作の過程などを話し交流しました。人材養成講座を担当する岡嘉弘客員教授から、FC鉄道ジオラマの電車を走らせながら、水素のしくみや今後の水素社会について説明し、生徒から「電車が動いている!」「水素ステーションもあるんだね」など感想があがりました。木工班を担当された附属特別支援学校 近藤光彦教諭は、「例年だと生徒たちが授業で作った作品を文化祭等で販売する機会があります。コロナ禍でここ数年はできていないので、このような機会は生徒たちの達成感等にも繋がり良かったです」と話されました。
 飯山明裕センター長から、「このセンターは日本国内のみならず海外からもお客さんがたくさん来ます。皆さんが作ってくれた架台はたくさんの人が見ますので、素晴らしい架台を作ってくれてありがとうございました」とお礼を述べました。