ゼロエミッションみらい研究センターの研究成果がアメリカ化学会学術雑誌に掲載され、カバーアートにも採用されました

2026年10月27日

 ゼロエミッションみらい研究センターのMohamed R. Berber特任准教授・卓越研究者および宮尾敏広センター長らの論文が、米国化学会(ACS)の学術誌「ACS Applied Energy Materials」に掲載されました。また、本論文は同誌のカバーアートにも採用されました。
 本研究では、三次元ネットワーク構造を有する規則性メソポーラスカーボン(nwOMC)の表面を、窒素を豊富に含む高分子(PyPBI)で修飾することにより、燃料電池用白金触媒の活性と耐久性を大幅に向上させることに成功しました。高分子による表面修飾によって、カーボン担体の耐酸化性が約60%向上するとともに、白金触媒の質量活性が約67%向上し、さらに白金粒子の凝集に対する安定性が約2.5倍に向上しました。
 本成果は、次世代燃料電池車両の高性能化と長寿命化に貢献するものであり、高耐久性電極触媒の開発に向けた新たな材料設計指針を示すものです。
 当センター所属研究者も共著作者として参画しています。