第8回国際燃料電池ワークショップ2018を開催
2018年09月13日
平成30年8月23日(木)~24日(金)、ベルクラシック甲府において、「第8回国際燃料電池ワークショップ(ISE)2018―PEFCs:基礎から応用まで―」を開催し、海外12カ国31名含む約140名が参加しました。
本学では、水素・燃料電池分野における世界トップレベルの研究開発拠点を設け、研究成果の実用化展開を図ると同時に、豊富なノウハウと世界最高レベルの研究施設や設備を駆使して、県内企業への技術支援等を積極的に行っています。
このワークショップは3年毎に開催しており、環境問題・エネルギー問題解決の切り札として期待されている燃料電池分野における国内外の第一線の研究者・技術者が一堂に会して、最新の研究成果の発表・議論を行うことにより、固体高分子形燃料電池の研究開発を加速し、早期の普及拡大につなげることを目的としています。
当日は、実行委員長を務める内田裕之 クリーンエネルギー研究センター長による開会挨拶及び早川正幸 理事・副学長による主催者挨拶の後、佐野宏 山梨県産業労働部長よりご祝辞をいただきました。その後、燃料電池自動車や定置用燃料電池など国内外の研究・開発リーダーによる11件の招待講演及び34件のポスター発表があり、活発な議論が展開されました。燃料電池の将来に対する熱い思いや、研究開発課題に対する深い認識を共有し、研究交流が促進されるなど、有意義なワークショップとなりました。なお、ポスター発表では、本学大学院生4名がISEポスター賞を独占しました。