本学教育学部および大学院教育学研究科の学生に、水素・燃料電池についての研修を行いました

2021年08月26日

 2021年8月25日(水)当センターで、本学教育学部科学教育コースの理科系学生と大学院教育学研究科の現職小学校教員を対象に「水素・燃料電池を知ろう‼」というテーマで研修を行いました。これは、地域の理数教育の質の向上を図る教員を目指すコア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成プログラムの一環となります。

 岡准教授から、水素エネルギーや水素社会、水素の性質等について説明を行い、水の電気分解で実際に水素を作り、シャボン玉で飛ばしたり着火したりと水素の性質を学ぶとともに、教育現場で使用する際の注意点やきちんとした手順で適切な取り扱いをすれば安全に使えるものであることを伝えました。また、燃料電池を理解するため単セル簡易キットを組み立て、発電する製作実習を行いました。

 その後、センター内の研究装置や代表する設備を紹介しました。学生たちからは再生可能エネルギー等について活発な質問があがりました。

 最後に学生から、「すごい装置ですね!」「教員になったら、子どもたちと今日のような実験をやりたい!」等の感想があり、とても有意義な研修になったことが伺えました。