柿沼克良教授らの論文が米国WILEYの学術雑誌に掲載され、裏表紙にも採用されました

2024年02月16日

 柿沼克良クリーンエネルギー研究センター教授(水素・燃料電池ナノ材料研究センター兼任)と株式会社リガク 表 和彦X線研究所長及び岩田 知之博士らの論文が、WILEYが発行する学術雑誌「Advanced Theory and Simulations」に掲載され、裏表紙にも採用されました。
 論文の題目は「Small Angle X-Ray Scattering Study for Investigating the 3D Packing Structure of Pt Catalysts on Gd-Doped CeO2 Supports for Fuel Cells」です。
 本研究では、クリーンな水素製造デバイスである固体高分子形燃料電池の電極触媒層を三次元で解析する新手法を開発しました。柿沼教授は「今回の成果はDX化を見据えた固体高分子形燃料電池の開発ツールとなり、燃料電池の触媒層開発が加速される」とコメントしています。