インドネシアエネルギー鉱物資源省等関係者の方々が、本センターを見学されました

2025年08月21日

 2025年8月6日(水)インドネシアエネルギー鉱物資源省、インドネシア国立研究革新庁(BRIN)、インドネシア燃料電池水素エネルギー協会(IFHE)、国有電力会社PLN、国有石油ガス会社Pertamina、国有肥料会社Pupukの方々が来学されました。
 これは、JICA(独立行政法人 国際協力機構)のインドネシアにおける水素・アンモニアバリューチェーン構築を推進するための調査業務の活動の一環として、上記インドネシアの水素・燃料電池関連の方々を本邦に招聘し、本学や山梨県の水素・燃料電池に関する取り組みについての現地視察、意見交換を行うことを通じて、インドネシア関係者の皆様の政策立案の参考とするとともに、両国の水素関係者間のネットワーク作りを目的に実施されたものです。
 当日は、飯山明裕水素・燃料電池ナノ材料研究センター長から、本学における燃料電池研究活動の取り組みや、県内外の企業及び産業界と連携する水素社会実現に向けた事業実績等の説明をおこない、施設内の設備を案内しました。 
 インドネシアでは、水電解によるグリーン水素製造や、その利活用に強い関心があり、今回の視察と意見交換の中でも、人材育成や地域における産業化の活動などについて具体的な質問があるなど、水素の実用化に向けた幅広い活発な意見交換が行われました。

飯山センター長による説明の様子
集合写真