第9回 国際燃料電池ワークショップ2022(IFCW2022)を開催しました
2022年11月18日
2022年11月15日(火)~16日(水)甲府記念日ホテルにおいて、「第9回国際燃料電池ワークショップ2022(IFCW2022)―PEFCs:基礎から応用まで―」を開催し、国内外から約120名が参加しました。1989年の第1回から本学が主催し3~4年毎に開催していましたが、今回はコロナ禍の影響により4年ぶりでハイブリット開催になりました。
本ワークショップは、環境問題・エネルギー問題解決の切り札として期待されている水素・燃料電池分野における第一線の研究者や技術者が一堂に会して、最新の研究成果の発表と議論を行うことにより、固体高分子形燃料電池および水電解の研究開発を加速し、早期の普及拡大につなげることを目的としています。米国、欧州、中東、アジアの固体高分子形燃料電池・水電解分野の最先端研究者による招待講演に加え、関連のポスターセッションも行いました。
初めに、実行委員長を務める飯山明裕センター長による開会挨拶と島田眞路学長による主催挨拶の後、山梨県産業労働部 山本盛次部長よりご祝辞をいただきました。その後、2日間にわたる国内外の研究・開発リーダーによる12件の招待講演を行い、加えて2日目には33件のポスター発表を行い、双方とも活発な議論が展開されました。燃料電池の将来に対する熱い思いや、研究開発課題に対する深い認識を共有し研究交流が促進されるなど、有意義なワークショップとなりました。