宮武健治教授らの論文が英国王立化学会学術雑誌に掲載され表紙にも採用されました

2025年05月21日

　クリーンエネルギー研究センター、水素・燃料電池ナノ材料研究センターの宮武教授らの論文が、英国王立化学会（Royal Society of Chemistry）が発行する学術雑誌「Polymer Chemistry」に掲載され、表紙にも採用されました。
　論文の題目は「Effect of biphenyl groups on the properties of poly(fluorenylidene piperidinium) based anion exchange membranes for applications to water electrolyzers」です。
　本研究では、ピペリジニウム基を官能基として有する芳香族高分子の主鎖構造を検討することにより、優れた特性を示すアニオン導電性高分子薄膜の開発に成功し、アニオン膜型水電解セルへの応用に繋げました。
　宮武教授は、「今回の成果をさらに発展させて、アニオン膜型水電解セルの更なる高性能化を実現させたい」とコメントしています。